相模原市は、市内出身・在住の水泳選手の坂井丞選手(飛込)、小堀倭加選手(競泳)、小方颯選手(競泳)の3人を相模原市ホームタウンアスリートに認定し、7月11日に市役所本庁舎で認定式を開いた。

この認定制度は、市に活動拠点を置き、全国での活動が期待できるスポーツ団体を認定する「ホームタウンチーム」制度の個人競技を対象として創設されたもの。これまでにF1ドライバーの角田裕毅選手とプロボクサーの中谷潤人選手が認定されている。

坂井選手(南区出身)は東京オリンピックの3メートルシンクロ飛板飛込5位、2022年度の世界水泳選手権3メートル飛板飛込6位の実績がある。

小堀選手(緑区出身)は東京オリンピック出場したほか、23年度日本選手権800メートル自由形では優勝。

小方選手(緑区出身)は22年度ジャパンオープン200メートル個人メドレーで優勝し、23年度日本選手権200メートル個人メドレーで2位の実績がある。

認定式では市長から認定書が授与され、坂井選手は「いつももらっている応援に恩返しする機会。これからの選手が目指してくれるような選手になる」と話した。小堀選手は「より一層覚悟を持ち、勇気や感動を与えられるようにいいニュースを届けたい」と話し、小方選手は「パリ・ロス五輪も目指し、若さを生かして頑張る」と意気込んだ。